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徒然なるままに妄想を吐き出します。
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OROCHIで孫策と政宗。
会話文のみ。




 *****

政宗「孫策、貴様また勝手に反乱軍を逃がしたそうじゃな」
孫策「またその話かよ。しつこい奴は嫌われるずぇ」
政宗「しつこくても構わん。言われたことはきちんとやれ。貴様は本当に一国の主の長兄か」
孫策「兼続にもそれは言われたけどな、初めて会ったときに。つーか、いつも言われるけどな」
政宗「貴様、アレ以降兼続と会ってるのか」
孫策「ああ。戦場で何回か会ったずぇ。あいつ、おもしろれぇよな。何だっけ、義と愛が戦う力をくれるのだ、だっけ?」
政宗「貴様の前でも、アレは義ぃ義ぃ言ってるのか」
孫策「まぁな。つーか、義って何なんだろうな。周瑜も兼続の言っていることはよく分からねぇみてぇだし」
政宗「兼続曰く、心の中の大事なものを守りたいという気持ち、らしい。まぁ、あとは義理とかそういうものもあるのでは。恐らく兼続の中では、貴様は義の人間なのじゃろうな。無理にこちらから出そうとはせぬ」
孫策「ふーん。でも俺は、兼続のようには生きられねぇな。孫呉を守るためならってのはあるからな。理想だけじゃ国は守れない、そうだろ?」
政宗「孫呉のためなら、利に与することも止むを得ないと?」
孫策「悔しいが、今がそうだな」
政宗「それでも何故貴様は笑っていられるのじゃ」
孫策「今までの世界とは違う奴らに会えたからだろうな。しかも強い奴らばかりだしよ。わくわくするんだ、そんな奴らと戦えるのが。それに、お前には悪いけど、親父を早く取り戻して、遠呂智も妲己も倒して孫呉を必ず復活させるって決めてっからよ。後ろなんか向いてられねぇ」
政宗「貴様は本当に素直じゃな。儂は遠呂智側の人間なんだがな。まぁ、だからこそ貴様の周りには人が集まるのじゃな。兼続も貴様のことは認めておる。羨ましいことよ。どうしたら儂はアイツに認めてもらえるんじゃろうな」
孫策「そんな風に言うのなら会いに行ってちゃんと話してこいよ。兼続もなぁ、お前と慶次と三成がこっち側だし、幸村って言ったっけ?そいつも行方が知れないから、本当は寂しいのかもしれねぇ。義っていう理想だけが兼続を支えているんだろうな。見ていて痛々しい。だからよ、政宗が」
政宗「・・・・・・わかっておるわ。兼続のことは、儂が一番分かっておるのじゃ」
孫策「ふーん。そんなら、行動しねぇと。俺だって大喬がいなかったら、もしかするともしかしてたかもしれねぇぞ?兼続ってちょっと抜けてるところがあってかわいいもんなー」
政宗「な?!」
孫策「そう思ってるヤツ、結構いるんじゃねぇの?」
真っ青になる政宗。
孫策「ははっ。やっぱり会いに行ってこい。そんで、ちゃんと捕まえておけ。妲己には俺から言っておくからよ」
政宗「礼など言わんぞ」
孫策「上手くいくといいな」

2010/05/07
2010/06/06加筆修正up

孫策は政宗のことを弟のように可愛がっていればいいと思います。
孫策と兼続の出会いの話は後日upしたいと思います。ネタメモがどっかにいってしまったorz

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