徒然なるままに妄想を吐き出します。
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幸兼で超短文です。
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「ねぇ兼続殿」
「うん?」
名前を呼べば振り向く兼続に幸村は背後から抱きつく。
兼続からはいい匂いがする。幸村は兼続の項に鼻を擦りつけてその匂いを存分に吸い込む。
「くすぐったいぞ、幸村」
兼続が後ろ手で幸村の髪を撫でる。くすぐったいと言いながらも、兼続も幸村とこうしてくっつくのが好きなのだ。
「だって寒いんですもん」
「ふふっ、そうだな」
くるりと兼続が振り返り、幸村に真正面から抱きつく。
「幸村はあったかいな」
「兼続殿がいますからね」
ぎゅうぎゅうと抱き合う二人の周りだけ、気温が上昇するとある冬の日の話。
2011/1/11
あんまりにも寒かったので、こんなものができてしまいました。
幸兼は必要以上にくっついてあったまってればいいと思うよ。
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