Happy! Merry Christmas! 2010/12/30_Thu_18:36

こっそりとChristmas小話をうp。
政兼です。

政宗「メリークリスマスじゃ、兼続！」
兼続「政宗、よく来た！」
兼続の部屋の障子を両手で乱暴に開ける政宗。
その政宗に飛びつかんばかりの勢いで抱きつく兼続。
兼続「寒かったであろう？さ、入るといい」
政宗「うむ！」
部屋の真ん中には火鉢が焚かれていて、既に暖かい。
兼続「そう言えば、さっきは何て言ったのだ？め、めりー？」
政宗「メリークリスマスじゃ」
兼続「めりー、くりすます？」
政宗「そうじゃ。異国のまつりなのじゃが、こう挨拶して贈り物をし合うらしいぞ」
（微妙に間違った知識の政宗ですが、勘弁してやってください）
兼続「ああ、そういえばそのような話を聞いたことがあるな」
政宗「という訳で、そなたにこれを贈ろうと思うのじゃが、受け取ってもらえるかの？」
政宗が背後から高級そうな桐の箱を兼続に差し出す。
兼続「うむ。開けてもいいか？」
政宗「勿論じゃ」
政宗から桐の箱を受け取り、兼続は花が咲くような微笑みを浮かべる。
そんな兼続を見て、政宗も笑う。
だが、政宗の笑みには裏がある。
政宗（きっと似合うことだろうな。白い肌に赤は映える）

以下、政宗の妄想

兼続「こ、これでいいのか・・・・・・？（もじもじ）」
政宗「うむ」
兼続「だが、脚がすーすーするのだが・・・・・・。それに、何だか恥ずかしいのだ・・・・・・。って聞いておるのか、政宗！」
政宗（恥じらう姿も愛らしいのう）
兼続「聞いていないのなら、もうよい。脱ぐ！」
政宗「いや、待て待て！とても似合うておるぞ。どれ、もうちと近くで見せてくれぬか？」
兼続を抱き上げて膝の上に乗せる。
政宗「よく似合うておる。さすがは儂の兼続じゃ」
兼続「んっ。や、脚、触るなぁ」
政宗「よいではないか。ん？相変わらずすべすべしておるの」
兼続の服の裾をたくし上げる政宗。
政宗「よし、このままするか！」
兼続「え？！う、うぁっ（どさり）」

以上、妄想終了。

兼続「政宗、おい、政宗！」
政宗「何じゃ、今いいところ・・・・・・って何じゃ」
兼続「それはこちらが聞きたい。政宗、コレは一体・・・・・・」
政宗「クリスマスはな、前日にサンタクロースというのがな、寝ている間に贈り物を届けてくれるのだそうだ。で、そのような衣装を着ているという。それでだな、兼続にぜひ着てもらいたくて外国より取り寄せたのじゃ」
兼続「・・・・・・政宗、私が何も知らぬとでも思ったか。これは『ミニスカサンタコス』というものだろう？！」
政宗「・・・・・・！！な、何故知っておる？！」
兼続「数日前から色々なところから私宛に贈られてくるのだ。おかしいと思って慶次に調べてもらったのだが、これは女子が着るものであるらしいな。それを私に着せたいということは、どういうことか聞かせてもらおうか・・・・・・。その体にな！」
神直毘御剣と護符を持ち、政宗の前で仁王立ちする兼続。
兼続「舞えよ、護符！！少し早いが、百八のお前の煩悩をこの私が除夜の鐘の如く打ち払ってくれよう！」
政宗「よせ、兼続！！」
兼続「問答無用！！」

収拾がつかなくなったので、強制終了！ごめんなさい！
政宗の妄想部分が書いてて一番楽しかったです。
2010/12/30